【ライター練習記事】小説を書くのにチャットGPTをどう使うか。ネタ出しから誤字脱字確認まで

チャットGPTを始めとした生成AIがあり、小説を書くのに便利かもしれないと時々使ってます。

 

一部には便利だけれど、一部は自分が書いた方が良いなと思う部分があります。

アシスタントとして使うのが丁度良いのかもしれない、というのが僕の現在の感覚です。ネタ出しなどの数を出す行為と誤字脱字の確認には強みがあると見ています。

 

チャットGPTに小説を書いてと頼むことも可能ですが、下記のように尋ねられます。

 

もちろんです。どんなジャンルやテーマで小説を書きたいですか?

 

ジャンルやテーマを指定すれば、チャットGPTもそれに即した文章を返してくれます。

ジャンル 恋愛

テーマ 恋愛により救われる男女

夜の街を照らす街灯の下で、孤独な男性がふと見上げた。彼の名前は悠太。彼は過去の傷を抱え、心に暗い影を抱えていた。ある日、美しい女性・葵と出会い、彼女の温かな笑顔が悠太の心を救った。彼らの出会いは、互いに支え合い、深まる恋の物語へと続いていった。

 

「小説を書く」という表現がありますが、その表現を用いた時、書き手あるいはその表現を読んだ方の「小説を書く」範囲には違いがあるのではないかと時々考えます。

 

「小説を書く」という行為は、以下の図を含めた全ての行為が出来て、初めて書き上がります。

 

小説を書くの内訳

 

 

チャットGPTに「小説を書いて」と命じた時、チャットGPTはどこまで「小説を書く」ということを考えたのでしょうか。

 

「小説を書いて」という一言で、「小説」の方向性やジャンルや主題やプロットなどを推察し、求められているであろうものを出力するのは困難を極めることでしょう。

 

本記事では、小説を書くという行為をいくつかのプロセスに分けて、各々の段階でチャットGPTがどのように使えるのかみていきます。一万字近くと長い記事となっておりますが、これから小説を書かれる方の助けにになれば幸いです。

 

ライティングのご依頼がございましたら、下記のリンクからご連絡ください。

ライティングのご依頼について

 

コンセプト・主題を決める

 

チャットGPTにコンセプトや主題について考えてもらうと、以下のような返答を得られました。

 

もちろんです。以下は、小説のコンセプトや主題のアイデアの三つの例です:

未来の社会における人間関係の変化:

小説の舞台を未来の社会に設定し、テクノロジーの進化が人間関係に与える影響を探ります。例えば、仮想現実や人工知能が進歩し、コミュニケーションが主にデジタルで行われるようになる中で、主人公が人間らしいつながりを求め、新しい友情や愛情を見つける過程を描くことができます。

異世界への冒険と自己発見:

主人公が現実の世界から異なる次元や異世界に迷い込むという設定です。異なる文化や価値観に触れる中で、主人公は自分自身の信念や目的を見つけ、成長していく過程を描くことができます。この冒険を通じて、読者に新しい視点や洞察を提供することができます。

時間旅行と歴史改変:

主人公が未来から過去へと時間を旅し、歴史の中で何かを変えるというプロットです。しかし、その行動が予期せぬ結果を招き、彼らは歴史の流れを修復しようとする中で様々な困難に直面します。このアプローチを通じて、歴史の重要な出来事や選択の影響について考えさせることができます。

これらのアイデアは、様々な方向に発展させることができます。選んだテーマに独自の要素やキャラクターを追加して、興味深く魅力的な小説に仕上げてみてください。

 

具体的に書けば書くほど、見合ったものが返ってきます。あるいは、先で得たコンセプトや主題について、詳しく教えてと尋ねれば、答えてくれます。今回は上記の「未来の社会における人間関係の変化」について詳しく教えて、と訊きました。

 

未来の社会における人間関係の変化:
このコンセプトでは、未来の社会を舞台に、テクノロジーが進歩した結果、人間関係がどのように変化するかを探ります。以下は詳細なアイデアと要素の一例です:

デジタルコミュニケーションの普及: 未来の社会では、仮想現実、拡張現実、ホログラム、および他の高度なテクノロジーが普及しています。人々は顔を合わせることなく、デジタルプラットフォーム上でコミュニケーションをとります。

感情の表現の変化: テクノロジーが進歩する一方で、感情の表現はどんどんデジタル化され、絵文字やスタンプ、バーチャルなアバターを通じて行われるようになっています。感情の本質的な伝達がどれだけ効果的かが問われます。

孤独と現実の疎外感: 主人公は、デジタルコミュニケーションが主流になった未来の社会で、孤独感や現実との疎外感を感じています。彼らは本物の人間らしいつながりを求め、従来の手段で友情や愛情を見つけようとする。

抵抗勢力と新しい価値観: 主人公がこのデジタル中心の未来社会に疑問を抱き、抵抗勢力や新しい価値観を持つグループに出会います。これらのグループは、人間らしいつながりや感情がテクノロジーに取って代わられることへの反乱を象徴します。

愛の発見と成長: 主人公がデジタルな世界の中で、本物の愛や深い友情を見つけ出すための冒険が始まります。彼らは過去の価値観と未来の技術とのバランスを見つけ、自らの成長とともに新しい人間関係を築きます。

このようなコンセプトでは、テクノロジーの進歩がもたらす利便性と同時に失われつつある人間らしいコミュニケーションに焦点を当て、感情やつながりに対する本質的なニーズを探求します。

 

ですが、この部分はチャットGPTに考えさせるのはどうか、と個人的には疑問視しております。ここは自分で考えた方が良いだろう、という意識が強いです。

 

コンセプトや主題は、小説の肝だと僕は思っております。小説に限らず、この世に存在するコンテンツの肝だと考えております。この作品を通して、読者に伝えたいことは何か? という部分です。

 

ここをチャットGPTの出力させてしまうのは確かに早く、いくつものアイデアを出してくれて便利なのですが、自分の書きたい小説はこれなのか? と思わざるを得ません。

 

ネタを出す

 

この分野はチャットGPTが活きる分野のように思います。数が必要で、得た量から、作者がどうするか考えるためです。

例えばですが、「ネタを出して」と入力すると、こう返ってきます。

異世界に迷い込んだ主人公が、そこで普通の冒険者としてだけでなく、地元の伝説や神話にからんだ複雑な問題に立ち向かう物語です。彼が解き明かす謎とは何でしょうか?

 

恋愛や青春などのジャンルや個数を指定すれば、それに即したものを求められた数を出してきます

未来の都市で暮らす二人の若者が、社会の厳しいルールに反抗しながらも、互いの違いを乗り越え、真実の愛を見つける感動的な物語。

星が降る夜、一人の芸術家と失恋したばかりの女性が出会い、共に過ごす中でお互いの傷を癒し、新たな愛を見つける心温まるロマンス。

小さな町に住む二人の幼馴染が、長い時間を経て再会。過去の秘密や誤解を解き明かしながら、深まる惹かれあいと愛の再発見が描かれるラブストーリー。

 

高校の文化祭を舞台に、異なるクラスの二人の生徒が偶然出会い、友情や恋愛、成長を通して青春の輝きを見つける感動的な物語。

小さな町の野球部員たちが、仲間たちと共に挑戦する中で、夢や友情、苦悩と向き合いながら成長する青春スポーツ小説。

夏の海辺のリゾート地で、異なる背景を持つ若者たちが一堂に会す。友情、恋愛、そして将来への不安と向き合いながら、彼らが経験する刺激的な夏の冒険が描かれる。

 

こうして得られたネタですが、まだまだ荒いです。実際に書くという段階になって、これはどうしようか……と悩み、手を止めることは全然有り得ます。

 

異世界ものであれば、「地元の伝説や神話にからんだ複雑な問題」って何? どういうのがあるの? となりますし、恋愛ものであれば「未来の都市で暮らす二人の若者が、社会の厳しいルール」って、どういうものがあるのか? と考える必要があります。

 

チャットGPTに訊いてみると、以下のような候補を挙げてくれました。

未来の都市で暮らす二人の若者が直面する社会の厳しいルールは、例えば以下のようなものが考えられます:

職業の厳格な割り当て: 個々の市民に対して、特定の職業が予め割り当てられ、その仕事以外の分野での活動が禁止されている。このため、自分の選んだ職業での成功が社会的な地位や幸福度に直結している。

感情の制限: 市民は感情を抑制し、ある程度の感情表現が制限されている。感情の自由な表現が規制され、個人的な幸福感よりも社会全体の調和が重視されている。

個人情報の管理: 住民の個人情報が徹底的に管理され、プライバシーがほとんどない状態。市民の行動や健康状態はシステムによって監視され、管理されている。

結婚や人間関係の選択の制限: 結婚相手や友達の選択に厳格な制限があり、社会の安定や出生率維持のために、特定の条件を満たす相手との結婚が奨励されている。

これらのルールが物語の背景となり、主人公たちがこれに反抗しながらも、愛や自由を求めて戦っていく様子が描かれることで、興味深い物語が展開されるでしょう。

 

全てを採用し物語を展開させても良いかもしれませんし、どれかだけを採用し物語を展開させても良いような気がします。いずれも面白くなる気配があります。

 

情報の取捨選択が必要になりますので、設計図を作って、話の流れや展開を整える必要があります。点と点を繋げて、線にするというような段階に進みます。

 

プロットを考える

 

出てきたネタを元に細かい部分を詰めても良いでしょうし、自分で考えたネタを元にチャットGPTにプロット出力を依頼してみても良いかもしれません。

「社会人の女性二人が旅に行く小説のプロットを考えて」と依頼してみると、以下のようなプロットが返ってきました。

キャリアに疲れた二人の社会人女性が、突如として届いた神秘的な招待状をきっかけに、未知の冒険への旅に出る。仕事や日常生活の束縛を振り切り、彼女たちは互いの夢や欲望を追い求めながら、新たな友情を育み、出会いと別れの連続する中で、人生の本当の価値を見つけていく。

 

東京の疲れたサラリーマン、翔子と結婚に疲れた広告制作のプランナー、美咲。彼女たちはある日、神秘的な招待状を受け取ります。招待状には「世界を知り尽くし、そして自分を知る旅に出よう」と書かれていました。

彼女たちは仕事や人間関係のストレスから解放されるような気がして、即決で旅に出発。旅先では、モロッコの砂漠で星座観測や、日本の古都で伝統工芸に触れるなど、さまざまな経験を通じて自分たちの夢や価値観に気づくことになります。

途中で出会う現地の人々や仲間たちとの交流もあり、翔子と美咲は新たな視点で人生を見つめ直し、彼女たち自身が切り開く「本当の幸せ」への道を見つけていくのです。

 

細かい部分には目を瞑るとして、まぁ、ありか……? と思ったりします。より具体的に、という指示を繰り返すと、もっと使えるようになるのかもしれませんが、これなら自分で考えた方が早くないか……? と僕は思ってしまいます。

 

この旅の旅費どうなるの? とか、何故そういう目的地が選ばれたの? とか、そういう細かい部分がストレスになってしまいます。そういう細かい部分にキャラクター性というか人間性が出るので、そこもまた考える必要がありますので。

 

キャラクターの種類、主人公とか悪役とかそういう作劇における立場上の分類ではなく、性格的な大雑把な分類はチャットGPTは可能ですし、「女性キャラクターを性格で分類した場合、どういう種類がある?」と訊けば、教えてくれます。

女性キャラクターの性格を分類することは、個々のキャラクターが多様であり、一概に当てはまらないことに注意が必要です。ただし、一般的な傾向やアーキタイプに基づいて、いくつかの性格の種類を挙げてみます。これはあくまで一般的な観察に基づくもので、個々のキャラクターはこれらの範疇に厳密に当てはまらないことがあります。

強気で自立した女性 (Strong and Independent): 自己主張が強く、独立心が旺盛な女性キャラクター。彼女たちは自分の目標に向かって努力し、他人に頼らずに問題を解決しようとする。

優雅で気品のある女性 (Elegant and Graceful): 上品で落ち着いた雰囲気を持つ女性キャラクター。彼女たちは物腰が柔らかく、優雅な言動や振る舞いが特徴的です。

おおらかで陽気な女性 (Bubbly and Cheerful): 明るく活気のある性格で、周りの人たちを笑顔にさせることができる女性キャラクター。ポジティブで元気な一面が強調されることがあります。

冷静で合理的な女性 (Cool and Rational): 感情を抑制し、冷静かつ合理的に物事を考える女性キャラクター。知的で冷静な一面が強調されることがあります。

内向的で繊細な女性 (Introverted and Sensitive): 内向的で感受性が豊かな女性キャラクター。しばしば深い思索や感情を秘めており、物語の進行において感動的な瞬間を生むことがあります。

勇敢で冒険心旺盛な女性 (Brave and Adventurous): 危険に立ち向かい、冒険心旺盛な女性キャラクター。彼女たちは新しい経験を求め、自分の限界に挑戦することがあります。

複雑で多面的な女性 (Complex and Multi-faceted): さまざまな感情や特徴を持つ、複雑で多面的な女性キャラクター。彼女たちは時には矛盾するような要素を併せ持ち、物語を深化させることがあります。

これらの性格のタイプは一般的な傾向を示すものであり、キャラクターは物語のニーズや目的に応じてこれらの要素を組み合わせることがあります。

 

今回は「社会人女性二人」ということもあり、女性のキャラクターに限定しておりますが、全然男性も可能でしょう。そうして得られた簡易的なキャラクター像を組み合わせ、プロットを深く考えていくことができると思います。

 

実際に書いてみる

 

チャットGPTは全くのゼロから一を生み出すことはできません。必ず、何かを入力する必要があります。

 

この部分でチャットGPTの手を借りるのは難しいように思います。ネタ出しやプロットを考えているので、そこから先もできるかもしれませんが、この物語何かの二番煎じなのではないだろうか、と考えてしまいます。

 

どこかで見た、既視感が強い小説が出力されている、というのが正直な感想です。

 

以下は、実際に僕が

 

「小説を書いて。400字程度。条件は以下の通り

・女子高生(以下、A)を主役として一人称視点

・別の女子高生(以下、B)とひょんなことから出会う

・お互いのことが気になり、惹かれるが告白できないでいる。

・障害が取り除かれ、恋人になるAとB」

 

と出力を依頼してチャットGPTが書いた小説です。

 

ある日、学校の屋上で一人寂しく空を仰ぎながら、私(A)は自分の気持ちに戸惑っていた。そんな時、風が強まり、ノートが飛ばされそうになった。焦りながらノートを追いかけていると、別の女子高生(B)が手を差し伸べてくれた。

「大丈夫?ノート、無事だよ」

驚きながらも、その瞳には優しさが宿っていた。お互いに名前を知り、少しずつ距離が縮まっていく中で、Bの笑顔が私の心を温かく包み込んでいった。

放課後、二人は一緒に帰ることが習慣になり、楽しい時間が過ぎていった。だけど、私たちはお互いの気持ちがどんどん深まっていることを自覚しながらも、なかなか一歩を踏み出せないでいた。

ある日、映画を観る約束をしていた。映画の中ではキスシーンが流れ、私たちは照れくさい雰囲気に包まれた。映画が終わり、帰り道でBが言った。

「ねえ、A。私、実は…」

言葉が途切れ、私たちは緊張感に包まれたままだった。その瞬間、私たちの間にある見えない壁が崩れ、お互いの気持ちが通じ合った。

「私も、B。好きだよ」

その瞬間、初めての告白が交わされ、私たちは嬉しさと安心感に包まれた。それからは、お互いの気持ちを素直に表現できるようになり、関係はより深まっていった。

壁が取り除かれ、私たちは障害なくお互いを理解し合い、やがては恋人になった。未来への不安も、一緒に乗り越えていけることを知り、私たちの心はますます結びついていった。

 

誤字脱字の確認をする

 

書いた小説の一部分の誤字脱字がないか確認を依頼します。量にもよりますが、間違っているかいないか、という部分なので、確認には良いかもしれません。拙作「飲んでも飲まれるな」の冒頭の誤字脱字などを確認をしてもらいました。

You

その先左折です、というカーナビの無機質な音声が車内に広がる。先程から規則的にゆっくりと動くワイパーが、フロントガラスの雨粒を流す。

 三又路の前の信号が赤に変わる。信号の前で順番に並んでいる前の車を眺めて、田中みなみもブレーキを踏んで、こう思う。

 紅葉のシーズンをずらしたのにも拘らず、車は多い。駅前から比べると減っているのだが、それでも多いことに変わりはない。時期をずらし、かつ数日は雨天というおおよそ旅行には向かない日を意図的に選んだのだが、他のドライバーもこの日ならば少ないと思ったのだろう。

 みなみは多数派の意見に飲み込まれてしまったと悪態をついたが、助手席からは思ったような返事は来ない。変わり映えない景色に飽きたという答えを用意していたのだが、使えそうにない。どうしたの急に、と訊かれる想定していたのに。

上記の文章に誤字脱字などがないか確認してほしい

文章を確認しましたが、誤字や脱字は見当たりませんでした。正確で読みやすい文章になっています。もし他に何か質問があればお知らせください。

You

より読みやすくするとしたら、どこをどう変更する?

文章をより読みやすくするために、いくつかの提案があります。以下は一例です:

一部の表現を簡潔に変更:

「無機質な音声」 → 「冷たい音声」

「規則的にゆっくりと動くワイパー」 → 「ゆっくり動くワイパー」

「フロントガラスの雨粒を流す」 → 「雨粒をなめらかに流す」

冒頭の表現を工夫:

「三又路の前の信号が赤に変わる」 → 「三又路の信号が赤になりました」

文の構造を変更して読みやすさ向上:

「みなみは多数派の意見に飲み込まれてしまったと悪態をついたが、助手席からは思ったような返事は来ない」 →

「みなみは多数派の意見に飲み込まれてしまい、悪態をついたが、助手席からは返事がない」

一部の表現を補完:

「変わり映えない景色に飽きたという答えを用意していたのだが、使えそうにない」 →

「変わり映えない景色に飽きたという答えを用意していたが、思った通りには使えそうにない」

これらの提案は、文の流れを維持しながら、より簡潔かつ読みやすくするためのものです。お好みやコンテキストによって微調整が必要かもしれません。

 

明確な誤字脱字であれば即時修正しますが、表現をどうするか、となりますと考えます。悩みます。チャットGPTは冒頭部分しか見てませんが、作者の頭の中には、ここから物語が始まり結末まで考えており、登場人物の関係性や考え方、言い回し、言葉のチョイスによりキャラクター性を意識します。

 

ですので、受けた指摘を採用するかしないかは作者に一任されます。

 

表現がどう伝わっているか

 

誤字脱字だけではなく、文法としては間違っていないけれど、読者にどんなふうに伝わっているのか分からない、イメージしづらいという時は、該当箇所をチャットGPTに確認してもらってます。テキストだけで返答を得てるより、客観視したかったので図説にしてみてほしい、と注釈を入れております。

 

拙作「飲んでも飲まれるな」の、とある文章が、書き手の想定通り、読者が想像できているのか不安になり、確認してもらいました。一部分です。

You

中庭を見渡せる廊下は全面ガラス張りとなっており

上のの文章、意味伝わる? 図解にしてみて

もちろんです。以下に、中庭を見渡せる廊下が全面ガラス張りである様子を図解してみます。


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| 中庭 |
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| 全面ガラス張りの廊下 |
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この図では、上部が中庭で、下部が全面ガラス張りの廊下を表しています。廊下から中庭が見渡せる仕様が示されています。

 

 

You

中庭を見渡せる廊下の障子は全面ガラス張りとなっており、周りには歓談できるように何脚ものソファが置かれており、突き当たりに自販機もある。

上の描写、位置関係分かる? 図で表現して

 

理解しました。以下に、中庭を見渡せる廊下の障子が全面ガラス張りで、周りには複数のソファが配置され、突き当たりには自販機がある構造を図で表現してみます。


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| 中庭 |
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| 全面ガラス張りの廊下 |
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| | ソファ | |
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| 自販機 |
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この図では、中庭が上部にあり、その下に全面ガラス張りの廊下が広がっています。廊下には複数のソファが配置され、突き当たりには自販機があります。これによって、ソファで歓談しながら中庭を楽しむことができる構造が示されています。

 

写真や図を入力欄に貼り付けて、これどういうふうに表現したらいいの? と問うことができたり、近しい状況の画像を出して、とかできれば、より伝わっているかどうか確認が容易になるのになぁ、と。有料版だと画像ができるらしいですが、現在の使用頻度で有料版を使うのもなぁ……と悩みます。

 


 

以上、チャットGPTを小説を書くのにどれくらい使えるのかと実際に使いながら見てきました。

 

使える部分もあれば、使いにくい部分もあり、全てをチャットGPTに使うあるいは一任させるのは難しいことです。ですが、試作としていくつも可能性を導いてくれるのは非常に助かります。

 

小説を書かれる方、これから小説を書きたいけれど何をすれば良いのか分からない方の助けになれば幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 


 

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