『真夜中の会合』

佐藤は仕事終わりに酒を飲んだある夜、終電で終点まで寝過ごしてしまった。帰ろうにも帰れず途方に暮れていると、駅員である内田と出会う。上に立つ者、下で働く者の関係を描く短編。

『白と黒の割合』

生成AIを使っているか人間の手だけで作られたかという判断をする仕事をしている森川は、ある時、小説家である太田英子の著作の判断を依頼される。生成AIを駆使して創作することを問うSF短編。

『チャージ』

転勤で京都で暮らすことになった男は、生まれ育ち、長く住んだ東京のことを忘れられない。居場所と食を描く短編。

『白地に白』

藤本精二は目覚めると見知らぬ見知らぬ天井を見た。頭痛、気怠さ、嘔気と二日酔いに襲われる中で、顔も名前も知らない女性がいることを知る。社会人としての働き方を見つめ直す男女の夜を描いた短編。

『星のキャンバス』

天体観測を趣味にしている「私」と美大生の孤独を描く学生GL短編。チャットGPTとの共作。

『飲んでも飲まれるな』

紅葉シーズンを外して、田中みなみと柊なぎさ。大学から知り合い、社会人となっても関係が続いている二人だったが。彼女達に襲いかかる二つの恐怖を描いた純文学短編

『ピアス』

放課後に落としたピアスを探す私は、告白を断った女子生徒の言葉を耳にしてしまう。その女子は、佐藤という私と知り合いだった。翌朝の教室で再会した二人は……。孤独と誰かを愛することを描く純文学短編。2022年の年末に開催された文藝に送った作品。

『二年目の憂鬱』

互いが社会人になり、恋人に戻った大学から付き合いのある私と後輩。しかし、社会人二年目の後輩の様子が少しおかしく……。社会人として日々働く二人を描くGL短編。