タイトル通りの近況報告です。
今年出す予定だった文學界新人賞も無事に出せましたし、秋季例大祭の入稿も終えました。今年書かなければならない原稿というのはありませんので、何か書かないといけない状況ではありません。
……零合の持ち込み原稿に向けて書きたいなぁ、という気持ちはありますが、果たして書けるかどうか。プロットは用意しましたが、書き上げられるかどうかは難しいかもしれません。一万字程度の短編を書こうと考えておりますので、書き上げられると思いますが。
「二週間で約一万字の短編小説を一本書き続けた」ということをしておりましたが、ネタ切れということはそれも続けられておりません。「スイーツを食べるタイミング」を書き上げた時に、ぷつりとネタ切れを起こした、というの適切な表現でしょうか。
「スイーツを食べるタイミング」は「63円の縁」や「来年の思い出」、「月の明るい夜に」に続いた、大学生の男女・夜・月が綺麗ですね(我、君を愛す)というコンセプトの短編でした。四つの短編があれば、同人誌として一冊の本にできる程度の頁数になりますので、ネタ切れを起こしたタイミングとしては、適切なタイミングかな、と思います。
メモ書きや方向性を示したもの、大雑把なプロットにも満たない何か、というのは幾つかありますが、書けるという状態にあるプロットは一つもありません。
ネタ切れはいつかは起こり得ることと思っておりました。個人的な感覚としては、ネタ切れを起こすのが思ったよりも早かったな……と。
「社会人百合短編集」と上でまとめた大学生の男女の恋愛をまとめたものですが、一つのコンセプトで書く話の数としては四つがキリが良く、個人的に丁度良いかな、と考えております。原稿用紙で約二十五枚。
短編を書き上げて、長い話として書き進めても十分なものであれば、公募原稿用として改めてプロットを練り直したり、登場人物同士の関係性を整えたりする。
まぁそういう先の話をしたところで、短編の元となるネタがありませんので、どうしたものかなぁって悩みながら、まぁ悩んでだところで出てくるわけではないし、インプットするしかないねって思います。インプットして、アウトプットをする。それしかないです。
それしかないんですけど、同じものばかりインプットするのは、同じものしかアウトプットできない可能性があるので、それはそれで恐ろしくあります。
インプットに努めているのですが、普段だったら読まない・買わない作品を意識的に買って、読み進めております。
インプットを続けながら、零合の持ち込みに向けて書き進めていこうと思います。