ひとり出版社「出藍文庫」のやり方 2025年5月月報

・隔週で小説を書いている

乱調の美」と「十八」という短編を書きました。

・Amazonのセラー登録とPayPal導入

登録に必要な書類が、免許証、パスポート、在留カード。どれも持っておらず、登録できない。追々やる予定です。

PayPal決済の導入

Amazonでの販売ができないので、候補を探していたところPayPayの存在を思い出しました。サイトに通販ページを用意して、PayPay経由で決済してもらうことにしました。
自前のECサイトを持つか迷いましたが、クレカなどの個人情報を預かるのは万が一の時に不安あり、外部の決済サイトを利用します。

・書店との直取引について考える

ISBNを取得すれば、流通できるようになるが、書店に置いてもらえるかはまた別の話でしょう。書店に置いてもらいたい気持ちはあるのですが、キャッシュフローという部分で難しいかなぁ……と思っております。

また、相手側からすれば、アマチュアの小説家の書籍だけれど、サイトで無料で全文読めて、通販もしている書籍を、うちに置いて売れるのか? という疑問は当然あることでしょう。となると、起業直後は書店と直取引をするのではなく、自分の書く小説のクオリティーを上げることに専念した方が良いかなと考えております。実績というやつですね。

・サイトの改装を進める

最終的には別の記事で公開を予定しておりますが、四月頃からサイトの改装を色々とやってます。

作品の数が多くなってきており、アナリティクスを読み解くと新規ユーザーの数が右肩上がり。となりますと、沢山あるのでどれから読めばいいのか分からないとなって離脱されることもあると思います。

そういうユーザーを含めた読者の皆様のために、改装を続けています。テキストが読みやすいサイト、を目指して。

以下、今月にやったことのまとめです。

・季節連動のお知らせ表示(PHP+ショートコード)

例:「GW明け → 『待ち時間』をおすすめ」

add_shortcode()で実装、WordPressのテーマに直接記述

季節感と作品が繋がる仕組みを構築。

ACFを活用して、拡張。ユーザーの訪れた季節と時間に応じて、ランダムの作品を表示するコードを実装。

初夏の真夜中など季節と時間によっては、作品がなくて表示されないことがありますので、全てを網羅できるようにしたいですね。

・SEO プラグイン導入 → メタ情報整備投稿ごとにmeta descriptionを設定

検索結果やSNSでの見え方を整える

概要文を全作品分を手作業で修正。

・投稿下部に「関連作品リンク」の自動表示

post_idごとの関連作品リストをカスタムPHPで実装。雑記などは更新順に並んでおりますが、一次創作は関連作品のリンクにしております。

フッターリンク形式で読者の次の一作へスムーズに誘導。

全ての作品へのリンクはできておりませんが、マイペースに行なっていこうと思います。

・検索機能の導入+カスタマイズ

サイト内検索をショートコード化

custom_catの特定カテゴリ(例:更新履歴)を検索結果から除外する予定あり

ACFを導入し、タイトルや本文からの検索だけではなく、季節(十三分類)と時間(五分類)を分類をして、検索機能を強化しました。

・シェアボタンの削除

いらなくない? と思いましたので、削除しました。

・京都市の助成金に申請した

https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000289846.html

自己資金だけでも可能かもしれませんが、ギャンブル依存症でスリップしてしまうので、お上からの監視があった方が良いでしょう。

アマチュアの小説家であるひとり出版社が、行政の助成金を受けて活動しているというのが面白そうだったので……。

・プロとの付き合い方

新人賞は通過点。新人賞を受賞できる能力があると証明できれば、売れるだろうと判断しております。プロとしての活動が難しくなれば、自分の出したい本を自分のところから出せばいいか、となるだけですので。

・文学パートナーAI作成

自作の理解を深めたいので、作りました。プロンプト等を含めたZIPファイルを配布しています。

詳細はこちら→https://strn2014.com/partner-ai/

・来月について

来月からは、九月末〆切の文學界新人賞に向けて本格的な執筆期間となります。パフォーマンスの水準を高めるために、とりあえず禁酒から始めております。